TOTOのユニットバスは、価格帯や機能が豊富で選択肢が多く、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、代表的なグレードごとの価格と特徴を丁寧に解説します。
さらに、コストを抑えて導入するための具体的な方法も紹介。
リフォームを検討中の方にとって、後悔しない選び方のヒントが詰まった内容です。
自分にぴったりのお風呂選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください。
1. TOTOユニットバスの価格をグレード別に解説
TOTOのユニットバスは、シリーズによって価格帯が大きく異なります。
ここでは代表的な2シリーズ「サザナ」と「シンラ」を中心に、それぞれの価格感や特徴を紹介していきましょう。
1-1. 普及価格帯「サザナ」
TOTOの「サザナ」は、コストパフォーマンスに優れた普及価格帯のユニットバスで、リフォームでも多く採用されています。
特徴は、断熱性の高い「魔法びん浴槽」や、冷たさを感じにくい「ほっカラリ床」など、日々の快適性にこだわった機能を標準装備している点です。
リーズナブルでありながら、快適性や清掃のしやすさにも配慮されたバランスの良い製品といえるでしょう。
メーカー希望価格:¥971,000~(税込・戸建住宅向け)
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1-2. 高価格帯「シンラ」
「シンラ」は、TOTOが展開する高価格帯のハイグレードモデルです。
「ファーストクラス浴槽」や「肩楽湯・腰楽湯」など、入浴時のリラックス性能が飛躍的に高められています。
さらに、自動洗浄機能や照明演出など、上質なバスタイムを追求した装備が多数搭載されており、まるで高級スパのような空間を実現します。
「お風呂時間を特別なものにしたい」という方には、非常に満足度の高いシリーズです。
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1-3. 迷ったら「サザナ」がおすすめ
どのシリーズにするか迷ったら、まずは「サザナ」を検討するのがおすすめです。
価格と機能のバランスが良く、特にリフォームで導入する場合は、コストを抑えつつ快適な入浴環境が手に入ります。
また、サザナにもオプションが豊富に用意されており、好みに応じたカスタマイズが可能です。
予算に応じて仕様を調整できる柔軟性もあるため、満足度の高い選択肢となるでしょう。
2. TOTOユニットバスの特徴
TOTOのユニットバスには、快適さと清掃性を高める多彩な機能が備わっています。
特に代表的なのが、「ほっカラリ床」「魔法びん浴槽」「床ワイパー洗浄」「コンフォートウエーブシャワー」といった機能です。
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
2-1. ほっカラリ床
「ほっカラリ床」は、冷たさを感じにくく、水はけのよいTOTO独自の床材です。
冬の朝でも浴室に一歩足を踏み入れた瞬間にヒヤッとせず、快適に使用できます。
床の内部には断熱クッション層があり、やわらかい踏み心地が特徴。
長時間の入浴後も、足腰への負担を軽減してくれます。
さらに、例えばお子さまがシャワー後にすぐに走っても滑りにくいのも、安心できるポイントです。
水がすぐに乾き、カビやぬめりの発生も抑えられるため、お手入れが格段に楽になるでしょう。
2-2. 魔法びん浴槽
「魔法びん浴槽」は、湯温を長時間キープできる高断熱の浴槽です。
一般的な浴槽では1〜2時間で冷めるお湯も、この浴槽なら4時間経っても2.5℃以内の温度低下に抑えられます。
例えば、家族が帰宅時間の異なるご家庭でも追い焚きの必要が減り、ガス代や電気代の節約になります。
また、入浴後にすぐに寝かしつけが必要な小さなお子さまがいるご家庭でも、お湯の温度が安定しているため快適に使用できるのです。
2-3. 床ワイパー洗浄
「床ワイパー洗浄」は、ボタン一つで床全体に水をまいて自動で汚れを洗い流す機能です。
毎日の入浴後にスイッチを押すだけで、皮脂汚れや石けんカスをまとめて洗浄してくれます。
除菌水を併用すれば、目に見えない菌やぬめりの発生も抑制することができます。
特に共働き世帯や高齢者のいるご家庭では、浴室掃除の負担が軽減され、掃除時間の短縮につながるでしょう。
2-4. コンフォートウエーブシャワー
「コンフォートウエーブシャワー」は、水の勢いと心地よさを両立した節水型のシャワーです。
従来のシャワーと比較して約35%の節水効果がありながらも、空気を含んだ大粒の水滴が肌に心地よく当たります。
広がりのある水流は髪や身体の泡をしっかりと流し、シャワータイムの短縮が可能です。
水道代の節約と満足のいく使用感を両立したい方に最適な選択肢だといえるでしょう。
3. TOTOユニットバスを安価で導入する方法
TOTOのユニットバスは高機能で人気がありますが、導入費用を少しでも抑えたいと考える方も多いでしょう。
ここでは、「工事費用」と「本体費用」の2つの視点から、コストダウンの具体的な方法を紹介します。
3-1. 工事費用の減らし方
工事費用を抑えるには、複数のリフォーム会社から見積もりを取る「相見積もり」が非常に有効です。
A社では約50万円だった施工費が、B社では40万円だったというケースも珍しくありません。
また、工事を依頼する時期をずらすのもおすすめです。
年末や年度末などの繁忙期からずらし、夏や秋の中頃に施工を計画することで、人件費の調整がしやすくなり、割安になることもあるでしょう。
さらに、工事内容の見直しも費用削減につながります。
例えば、既存の設備で再利用可能なものがあれば、それを活用することで新たな設備の購入費用を抑えられます。
また、間取りの大幅な変更や水回りの移動を避けることで、配管工事などの追加費用を削減できるでしょう。
これらの方法を組み合わせ、計画的にスケジュールを立て、複数社を比較検討することで、質を妥協せずに費用を抑えられるのです。
3-2. 本体費用の減らし方
TOTOのユニットバス本体費用を抑えるには、必要最低限の機能や仕様に絞ることが大切です。
例えば、ジェットバスやフルオート機能を外すだけで5万円〜10万円のコスト削減につながる場合もあります。
さらに、ショールームで展示されていた型落ちモデルやアウトレット品を選べば、新品に近い品質で2〜3割安く購入できることもあります。
リフォーム会社や販売店に相談し、こうした選択肢も積極的に検討することで賢く予算内に収めることが可能です。
4. 施主支給ならお得にTOTOユニットバスを導入できる!
コストを抑えつつ安心してユニットバスを導入したい方には、「施主支給」がおすすめです。
これは本体を自分で用意し、施工のみを業者に依頼する方法です。
ネット通販や住宅設備専門店で割引価格で購入できるケースも多く、結果的に数万円〜十数万円の節約につながることがあります。
「展示品はちょっと…」という方でも、価格と安心を両立させやすい選択肢として注目されています。
住宅設備を取り扱う当店でも、安価で購入できるユニットバスが揃っています。
ぜひチェックしてみてください!
まとめ
TOTOのユニットバスは、機能性・快適性ともに優れた製品ですが、価格面でも工夫次第で賢く導入できます。
シリーズごとの価格差や特徴を理解し、自分のライフスタイルや予算に合った選択をすることが大切です。
また、工事費や本体費用の節約術、施主支給の活用などを通して、満足度の高いリフォームを実現しましょう。
納得のいくお風呂づくりのために、ぜひこの記事の情報を参考にしてみてください。