対面キッチンで後悔しやすい3つのデメリット!対策も解説

対面キッチンで後悔しやすい3つのデメリット!対策も解説

対面キッチンとは、リビングやダイニングと向かい合う形で設置されるキッチンのことです。

家族とのコミュニケーションが取りやすく、開放的な空間を演出できるため人気があります。

しかし、「匂いが広がりやすい」「生活感を隠しにくい」「リビングが狭くなる」といった理由で後悔する方も少なくありません。

そこで、この記事では、対面キッチンを選ぶ際に後悔しやすいポイントと、その対策方法について詳しく解説します。

キッチン選びで後悔しないために、ぜひ最後までご覧ください。

 

1. 対面キッチンで後悔しやすい3つのポイント

対面キッチンは人気のレイアウトですが、導入後に「思ったより使いづらい」と後悔するケースもあります。

ここでは、後悔につながりやすい3つのポイントを紹介していきましょう。

 

1-1. 匂いが広がりやすい

対面キッチンはリビングやダイニングと一体になっているため、調理中の匂いが広がりやすいのが難点です。

特に、焼き魚や揚げ物などの強い匂いが残りやすい料理を頻繁に作る場合、リビングに匂いが染みついてしまうことがあります。

カーテンやソファなどの布製品にも匂いが付着しやすく、消臭対策をしないと生活空間全体に影響を及ぼしてしまうのです。

 

1-2. 生活感を隠しにくい

対面キッチンはリビング側からシンクや調理台が見えるため、片付けを怠ると生活感が出やすくなります。

例えば、料理中に使った調理器具や食器がそのままになっていると、来客時に雑然とした印象を与えてしまいます。

また、キッチンの収納が足りないと、調味料やキッチンツールが常に出しっぱなしになり、スッキリとした空間を維持するのが難しくなります。

生活感を出さないようにするためには、収納スペースを十分に確保し、使ったものをすぐに片付ける習慣をつけることが重要です。

 

1-3. リビングが狭くなる

対面キッチンは、通常の壁付けキッチンに比べて設置スペースを多く必要とするため、リビングやダイニングが狭く感じることがあります。

間取りに余裕がない住宅では、ダイニングテーブルやソファを置くスペースが圧迫され、動線が悪くなりがちです。

また、アイランドキッチンのように回遊性を持たせたデザインは、さらにスペースを取るため、小さなリビングには不向きな場合もあります。

新築やリフォームで対面キッチンを選ぶ際は、間取りや全体のバランスを考慮し、必要なスペースが確保できるかを事前にシミュレーションしましょう。

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2. 対面キッチンで後悔しないための対策方法

対面キッチンを選んで後悔しないためには、デメリットを理解した上で、適切な対策を講じることが重要です。

特に、匂いや生活感、スペースの問題は事前に解決策を考えておくことで快適なキッチン空間を実現できるでしょう。

ここでは、具体的な3つの対策を紹介します。

 

2-1. 排気・換気性能の高いレンジフードを設置する

対面キッチンでは調理中の匂いがリビングやダイニングに広がりやすいため、排気・換気性能の高いレンジフードを設置することが重要です。

一般的なプロペラファンでは吸引力が弱く、油煙や匂いを十分に排出できないことがあります。

そこでおすすめなのが、シロッコファンやターボファンを搭載したレンジフードです。

これらは強力な吸引力を持ち、ダクトを通じて効果的に排気できるため、匂いの拡散を抑えることができます。

また、定期的な掃除を怠ると性能が低下するため、フィルターの手入れが簡単なモデルを選ぶのもポイントです。

適切な換気設備を導入することで、匂いがこもらず快適な空間を維持しやすくなるでしょう。

 

2-2. 腰壁を設置する

対面キッチンはリビングからシンクや作業台が直接見えるため、片付けが不十分だと生活感が目立ちやすくなります。

この問題を解決する方法として挙げられるのが、腰壁の設置です。

腰壁とは、キッチンカウンターの手前に設ける高さのある仕切りのことで、リビング側からシンク周りを隠す役割を果たします。

例えば、高さ90cmほどの腰壁を設置すれば、調理中の手元や洗い物が視界に入りにくくなり、すっきりとした印象を与えることができます。

また、腰壁部分に収納スペースを設けることで、調味料や調理器具を手軽に収納できるメリットもあります。

見た目の美しさと機能性を両立させるためにも、腰壁のデザインや高さを事前に検討しておきましょう。

 

2-3. スペースを取らない形で設置する

対面キッチンは開放的なデザインが魅力ですが、レイアウトによってはスペースを多く必要とするため、リビングが狭くなる原因になります。

特に、アイランドキッチンは四方が開いていて回遊性が高い反面、設置には広いスペースが必要です。

限られた空間ではかえって動線が悪くなり、圧迫感を感じることがあります。

そこでおすすめなのが、ペニンシュラキッチンの導入です。

ペニンシュラキッチンは片側が壁に接しているため、アイランドキッチンよりもコンパクトに設置でき、スペースを有効活用できます。

壁側に収納を設ければ、収納力もアップし、キッチン空間をスッキリとした印象にすることも可能です。

間取りや生活スタイルに合わせて、適切なキッチンレイアウトを選びましょう。

 

3. 対面キッチンのメリット

対面キッチンにはデメリットもありますが、それを上回るメリットも多いです。

ここでは、対面キッチンの主なメリットを3つ紹介します。

 

3-1. コミュニケーションが取りやすい

対面キッチンの最大の魅力は、家族や来客とのコミュニケーションがとりやすいことです。

キッチンがリビングやダイニングとつながっているため、調理をしながら会話を楽しめます。

子どもがリビングで遊んでいる様子を見守りながら料理をしたり、友人や家族と会話をしながら食事の準備ができたりするのは、対面キッチンならではのメリットといえるでしょう。

また、料理を手伝ってもらいやすい環境でもあるため、家事の分担もしやすくなります。

家族の時間を大切にしたい方にとって、対面キッチンは非常に有効な選択肢です。

 

3-2. 広々とした空間で作業できる

対面キッチンのレイアウトは、壁が少ないぶん、視覚的にも実際の動線においても広々とした空間を演出しやすいのが特徴です。

キッチンとダイニングやリビングが一続きになることで、まるで大きな一つの部屋のように感じられます。

特に、家族が多い場合や友人を招いてパーティをする際には、開放的なキッチンスペースがあるだけで作業効率も高まるでしょう。

お皿に盛った料理の持ち運びもしやすくなるため、ストレスなく複数の作業を同時に進められます。

また、窓に向かって設計すれば、外の景色を眺めながら調理ができ、リラックスした気分で家事をこなすことが可能です。

こうした空間のゆとりは、毎日の生活をより豊かにしてくれるでしょう。

 

3-3. 作業スペースを確保しやすい

対面キッチンは、作業スペースを広く確保しやすい点も大きなメリットです。

キッチンカウンターの奥行きを広めにとることで、調理中の食材や調理器具をゆったりと置けるようになります。

特に、複数人で料理をする場合、広い作業スペースがあると効率よく動けるため、家族や友人と一緒に料理を楽しむことができます。

また、カウンター部分をダイニングテーブルとして兼用できるように設計すれば、配膳や片付けがスムーズに行えるため、家事の負担を軽減できるでしょう。

 

4. 施主支給ならお得に対面キッチンを購入できる!

対面キッチンの導入を検討する際、少しでも費用を抑えたいと考える方は多いのではないでしょうか。

そこで注目したいのが、キッチン設備を自分で用意する「施主支給」です。

通常はハウスメーカーやリフォーム会社が一括で仕入れるところを、施主自身で商品を探して購入することで、メーカーやショップによる値引きを直接受けられる可能性があります。

ネット通販やアウトレットショップなどを活用すれば、希望するデザインや性能を持ちながらも、比較的安価で手に入れることができます。

施主支給を行う場合は、キッチンのサイズや配管の位置など、事前に施工会社としっかり打ち合わせを行うようにしましょう。

住宅設備を取り扱う当店でも、安価で購入できるキッチンやパーツが揃っています。

ぜひチェックしてみてください!

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まとめ

対面キッチンには「匂いが広がりやすい」「生活感を隠しにくい」「スペースを取る」といったデメリットがありますが、適切な対策を講じることで快適に使用することができます。

また、家族とのコミュニケーションがとりやすく、開放的な空間で作業ができるなど、多くのメリットもあります。

さらに、施主支給を活用すれば、コストを抑えつつ理想のキッチンを手に入れることも可能です。

対面キッチンを導入する際は、今回の記事でお伝えしたメリットとデメリットを十分に理解し、自分のライフスタイルに合った選択をしてみてください。