「限られたスペースでも快適にお風呂を楽しみたい」
そんな方に注目されているのが、1216サイズのユニットバスです。
コンパクトながら使い勝手がよく、マンションや狭小住宅にも導入しやすいサイズとして人気を集めています。
しかし、サイズ表記の意味や実際の使い心地、費用感などが分かりにくく、導入に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、1216サイズの基礎知識からメリット・デメリット、導入費用、お得に購入する方法までをわかりやすく解説します。
快適な浴室づくりの参考に、ぜひ最後までご覧ください。
1. 1216サイズのユニットバスの基本
ユニットバスを選ぶ際にまず確認しておきたいのが「サイズ」です。
特に1216サイズは、マンションやコンパクトな住まいで広く採用されている定番サイズの一つ。
ここでは、「1216」という表記の意味や、このサイズが向いている住まいの特徴、入浴時の快適さについて解説します。
1-1.「1216サイズ」は幅1200mm×奥行き1600mm
1216サイズとは、ミリ単位での寸法をもとにした表記で、ユニットバスの内寸が幅1200mm、奥行き1600mmであることを示します。
サイズ表記が数字だけだと分かりにくく感じるかもしれませんが、一般的な表記ルールなので、ユニットバスを選ぶ際には覚えておくと便利です。
他サイズと比較する際の基準にもなり、希望に合った浴室を選びやすくなるでしょう。
1-2. マンションやコンパクトな戸建向き
1216サイズのユニットバスは、マンションやコンパクトな戸建住宅にぴったりなサイズです。
住宅事情により浴室のスペースが限られている場合でも、このサイズなら設置可能なことが多く、浴槽と洗い場のバランスが取れており、快適な入浴を実現できるのが特徴です。
また、狭小住宅やワンルームマンションのリフォームにもよく使われていて、狭いからといって機能性をあきらめる必要はありません。
入浴は毎日の習慣だからこそ、小さくても快適な空間づくりが重要です。
1216サイズは、生活スペースを犠牲にすることなく、充実したバスタイムを確保したい方に最適といえるでしょう。
1-3. 身長160cm程度なら足を伸ばせる
ユニットバスのサイズを選ぶ際、気になるのが「足を伸ばして入浴できるかどうか」ではないでしょうか。
1216サイズの浴槽はコンパクトながら、身長160cm前後の方であれば、無理なく足を伸ばして湯船に浸かることができます。
特に、浴槽内が深めに設計されたタイプや、斜めに背を預けられる形状のものを選ぶと、よりリラックスしやすくなるでしょう。
自宅で心身ともにリフレッシュできる環境を整えるためにも、サイズだけで判断せず、実際の使用感にも注目して選ぶことが大切です。
2. 1216サイズのメリット
1216サイズのユニットバスは、コンパクトな設計ながら使い勝手がよく、多くの住宅で採用されています。
リフォームや新築時に浴室のサイズ選びで迷った際、「広さが足りないのでは?」と不安になることもあるでしょう。
しかし、実際には限られたスペースでも快適性を損なわずに使えるよう工夫されており、コスト面や選択肢の豊富さでもメリットがあります。
ここでは、1216サイズを選ぶメリットを3つ紹介します。
2-1. 比較的安価
1216サイズのユニットバスは、他のサイズと比べて本体価格が安価な傾向にあります。
面積が小さい分、使用される資材の量が少なく済むため、価格を抑えやすいのです。
また、施工に必要なスペースも限られるため、設置工事の手間が軽減され、工事費用が抑えられる場合もあります。
初めてのリフォームで予算に不安がある方にとって、1216サイズはコストパフォーマンスの良い選択肢といえるでしょう。
2-2. 限られたスペースでも快適に使える
1216サイズは、洗い場と浴槽の配置バランスが良く、面積の制約がある中でも快適な入浴を実現できます。
特に、壁の設計や浴槽の形状を工夫することで、圧迫感を軽減し、開放的な印象を持たせることが可能です。
最新の製品では、空間を広く見せるデザインや、滑りにくい床材、節水効果のあるシャワーなど、機能性にも優れた仕様が充実しています。
たとえスペースが限られていても、入浴中にリラックスできる環境を整えられる点は大きな魅力だといえるでしょう。
2-3. 商品数が豊富
1216サイズはニーズが高く、各メーカーから多彩な製品が展開されています。
そのため、予算やデザインの好みに合わせて、自由に商品を選びやすいというメリットがあります。
例えば「掃除のしやすさを重視したい」「断熱性を高めたい」など、希望に沿った仕様を選択できるのです。
3. 1216サイズのデメリット
1216サイズのユニットバスには多くのメリットがありますが、導入後に後悔しないためには注意点も把握しておくことが大切です。
特に、将来的なライフスタイルの変化や家族構成に応じた使い方を考えると、「狭さが気になるのでは?」「介護などにも対応できるのか?」といった視点も欠かせません。
ここでは、1216サイズを検討するうえで知っておきたい2つのデメリットを解説します。
3-1. 狭さが気になることも
1216サイズはコンパクトに設計されているため、広々とした浴室に慣れている方にとっては狭さを感じるかもしれません。
特に、洗い場での動作が制限される場合や、親子で一緒に入浴する家庭では窮屈さを感じることがあるでしょう。
最初は「必要最低限の広さがあれば十分」と考えていても、実際に使い始めると「もう少し余裕が欲しかった」と感じるケースも少なくありません。
事前にショールームなどで実物を確認し、自分や家族にとって無理のない広さかどうかを検討することが重要です。
実生活での動線や入浴スタイルを思い浮かべながら判断すると、ユニットバス選びの失敗が防げるでしょう。
3-2. 家族の成長や介護に対応できない可能性がある
1216サイズは一人での入浴には十分な広さがあるものの、将来的に家族が増えたり、介護が必要になったりした際には不便に感じる可能性があります。
例えば、子どもが成長するにつれ一緒に入ることが難しくなったり、介助スペースが足りずバリアフリー化しにくかったりといった問題が生じるケースが考えられるでしょう。
特に高齢の家族と同居している家庭や、将来的に長く住み続けることを前提とした住宅では、サイズにゆとりを持たせておいたほうが安心です。
今の快適さだけでなく、将来の変化も見据えたうえで、1216サイズが本当に最適かを判断するようにしましょう。
4. 1216サイズのユニットバスを導入するのに必要な費用
ユニットバスの導入を検討するうえで、やはり気になるのは費用面です。
特にリフォームの場合、「どのくらいの金額がかかるのか」「どこでコストを調整できるのか」を把握しておくことは、計画を立てるうえで非常に重要です。
1216サイズは比較的コンパクトなため、他のサイズより費用が抑えやすいといわれていますが、本体価格や工事費など、項目ごとの内訳を理解しておくことで安心して進められるでしょう。
ここでは、導入費用の内訳と、コストダウンのポイントについて解説します。
4-1. 本体価格
1216サイズのユニットバス本体価格は、グレードやメーカーによって幅がありますが、おおよそ45万円〜70万円程度が相場です。
メーカーの提示する価格から3割から5割ほど安くなることが多いので、実際の購入価格は抑えることができます。
とはいえ、ベーシックな機能を備えたモデルであれば比較的リーズナブルに購入できるものの、断熱性や清掃性を高めた高機能モデルを選ぶと価格が上がります。
例えば、浴槽保温材や浴室暖房乾燥機などを追加すると10万円以上の差が出ることもあります。
価格を抑えるには、必要な機能を見極めて優先順位をつけることが大切です。
ショールームや比較サイトなどで実際の価格帯を確認し、予算に合った製品を選びましょう。
4-2. 工事費
ユニットバスの導入では、設置にかかる工事費も重要なコスト要素です。
1216サイズは比較的施工がしやすいため、工事費の目安は20万〜40万円程度が一般的です。
工事内容には、既存浴室の解体・撤去、配管の調整、ユニットバスの設置作業などが含まれます。
現場の状況によっては、床や壁の補修や給湯器の位置変更など、別途費用が発生するケースもあるでしょう。
コストを抑えるには、見積もりを複数業者から取り、内容を比較するのがおすすめです。
4-3. 本体価格の方が節約しやすい
ユニットバス導入時にコストを抑えたい場合、節約しやすいのは「本体価格」のほうです。
工事費用は作業内容や現場の条件によって決まるため、安易に削ると品質や仕上がりに影響が出るおそれがあります。
一方、本体価格は製品選びによって調整しやすく、必要な機能だけを厳選すれば10万円以上の差が出ることも。
アウトレット品やネット通販に対応したショップを活用すれば、定価より安く購入できるケースもあります。
見た目や機能にこだわりすぎず、「必要十分な設備」を選ぶことが、無理のないリフォームの成功につながるでしょう。
5. 1216サイズのユニットバスをお得に購入するならPHショップ!
1216サイズのユニットバスをお得に導入するなら、「施主支給」(※)で本体を購入できるPHショップがおすすめです。
(※)施主支給:住宅の建築やリフォームにおいて、施主(家づくりの依頼主)自身が設備や建材などの商品を購入し、施工業者に取り付けてもらう方法のこと
自社で本体を購入し、工務店に取り付けてもらう形により、コストを抑えながら選択肢を広げられるのです。
ここでは、PHショップの強みである価格面・スピード面・安心面を解説していきましょう。
5-1. メーカー直接取引で価格を抑えられる
PHショップはTOTOやLIXILなどの国内主要メーカーと直接取引を行っており、中間マージンを徹底的にカットしています。
一般的に、流通業者や小売店を介すると商品価格が上がってしまいますが、PHショップでは仕入れ段階からコスト削減を実現しています。
PHショップの利用は、コストを抑えつつ、品質の高いユニットバスを導入したい方には理想的な方法だといえるでしょう。
5-2. 直接取引ならではのスピード感
PHショップは、メーカーとの直通ルートを活用しているため、見積から納品までの対応が非常に迅速です。
お客様からのお問い合わせにも、他店では見積もりや回答に5日~2週間程度かかることが多い中、PHショップでは最短で即日~3日程度での対応が可能です。
特に施主支給では、工事スケジュールに合わせた納品が重要。
PHショップなら、問い合わせや納品に対するレスポンスも早いため、安心して家づくりを進めることができるでしょう。
5-3. 創業60年の老舗だからオンラインショッピングでも安心
PHショップは1964年創業、山中産業株式会社が経営する住宅設備の専門店です。
無借金経営を継続し、自己資本約345億円(令和5年)という堅実な財務基盤を持っています。
さらに、専門スタッフの提案力により、オンラインでの相談や見積もり依頼にも丁寧に対応してくれます。
大きな買い物でも安心して注文できる体制が整っており、初めて施主支給を利用する方にも心強い存在だといえるでしょう。
まとめ
1216サイズのユニットバスは、限られたスペースでも快適に入浴できる、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
身長160cm程度であれば足を伸ばせる設計も可能で、マンションや狭小住宅に最適です。
一方で、将来の家族構成や介護を見据えると広さに物足りなさを感じる場面もあるため、メリット・デメリットの両面を理解したうえで選ぶようにしましょう。
費用面では、本体・工事費あわせて70万〜100万円程度が目安となります。
PHショップのような施主支給対応の専門店を活用すれば、さらにお得に導入できるでしょう。
この記事を参考に、ぜひ自分に合ったユニットバス選びを進めてみてください。