お風呂をリフォーム中の入浴はどうする?工期別の対策と注意点を解説

お風呂をリフォーム中の入浴はどうする?工期別の対策と注意点を解説

お風呂のリフォームはしたいけど、工事中はどうすればいいの?」「お風呂には入れるの?」とお悩みではありませんか?

まず、リフォーム期間中はお風呂に入れません

そこで、リフォーム期間の入浴対策を万全にしておく必要があります。

今回の記事では、お風呂をリフォーム中の入浴対策を工期別に詳しく解説します。

さらに、リフォーム中の注意点までご紹介するので、快適にお風呂のリフォームを進めたい方はぜひご覧ください。

 

1. お風呂をリフォーム中の入浴はどうする?

お風呂のリフォーム中の入浴について、まず知っておきたいのは以下の2点です。

  • リフォーム中はお風呂に入れない
  • お風呂に入れない期間

お風呂に入れない理由やその期間について詳細を本章で解説します。

 

1-1. リフォーム中はお風呂に入れない

お風呂のリフォーム工事中は、基本的に浴室を使用することができません

工事中に入ろうとすると資材や商品を破損させる恐れがあります。

また、工事期間中はバスタブや壁、床などの解体や設置作業が行われるため、安全面の観点から考えても使用は控えましょう。

シャワーだけの利用も不可なので注意が必要です。

 ⚠️ドアの交換や手すりの取り付けといった簡易的な作業であっても、接着用のコーキング材が乾くのを待つ必要があります。完全な引渡しまでは入浴を控えましょう。

 

1-2. お風呂に入れない期間

古いユニットバスから新しいユニットバスへ交換する場合、工期は約3~5日前後が一般的です。

工場で生産された完成品を現場で組み立てるだけなので、防水パンの設置、壁パネルの組み立て、浴槽の設置と比較的短期間で完了する傾向にあります。

一方、床や壁にタイルを貼ったり、モルタルを塗ったりして現場で造作する「在来工法」で作られた浴室からユニットバスへの交換は7~14日ほど見込んでおきましょう。

タイルの貼り付けや防水工事など、各工程に乾燥時間が必要な上に、既存の浴室の解体などどうしても日数がかかってしまいます。

さらに、追加工事が発生すると予定より工期が延びる可能性があります。

特に在来工法は築年数が多めの家屋で多く見られるため、壁や床の下地に傷みが見つかったり、配管の老朽化が判明したりすることも。

そのため、在来工法で作られた浴室からのリフォームでは長期間お風呂に入れない可能性が高いと言えます。

 

2. お風呂に入れない期間別の入浴対策

リフォーム中、お風呂に入れない期間は大きく以下の3つに分けられます。

  • 1~2日程度の場合
  • 3~7日程度の場合
  • 1週間以上の場合

期間が異なれば、取るべき対策も変わってきます。

本章ではお風呂に入れないストレスを軽減できる対策を、期間別に解説します。

 

2-1. 1~2日程度の場合

簡易的な手すりやドアのリフォームであれば、工期が1~2日程度となるケースもあります。

1~2日程度の短期間であれば、濡れタオルやボディシートで身体を拭く方法が最も手軽です。

ドラッグストアやコンビニで購入できる大判のボディシートを活用すれば、ある程度の清潔感は保てます。

また、頭髪用のドライシャンプーも併用するとよりスッキリとするでしょう。

とはいえ、仕事や学校など外出する予定がある方や、入浴しないのは居心地が悪い方も少なくありません。

その場合は、銭湯などの公衆浴場を利用しましょう。

 

2-2. 3~7日程度の場合

3~7日程度かかる場合は、タオルやボディーシートで簡易的に済ませることもできなくなってきます。

最も手っ取り早いのが銭湯などの公衆浴場を使う方法です。

ただ、近隣に公衆浴場がないケースも考えられます。

そのような場合はスポーツジムのシャワーを利用するのもおすすめです。

非会員でも入館料を払えば施設を利用可能な「都度払い」に対応しているスポーツジムを探してみましょう。

駅前など利用しやすい場所に多いこともあって、便利さでは公衆浴場に勝るでしょう。

ついでに運動もできる点をメリットに感じる方には特におすすめです。

 

2-3. 1週間以上の場合

1週間以上の長期間となる場合は銭湯はもちろん、仮設のお風呂やシャワーユニットを借りることを検討しても良いでしょう。

リフォーム会社の中には長期間のリフォームとなる場合、自宅内に仮設のお風呂を用意してくれる場合があります。

ただ、仮設のため快適さは今ひとつなのと、全てのリフォーム会社が対応しているわけではないのがデメリットです。

そこで長期間のリフォームの場合はホテルやウィークリーマンションに滞在するのもおすすめ。

その他の方法より費用はかかるものの、お風呂は快適に利用できます。

住みながらのリフォームだと長期間、リフォーム会社の方が出入りしたり、工事の音が聞こえてくるストレスは避けられません。

なので、仮住まいを用意することはお風呂の快適さだけでなく、長期間のリフォームによるストレスを軽減する意味でもおすすめです。

 

3. お風呂のリフォーム中に注意すべきポイント

お風呂のリフォーム期間中に特に注意すべきなのが以下の3点です。

  • 洗面所やトイレも使えないことがある
  • 貴重品の管理をする
  • 鍵の扱いを決めておく

長期間、リフォームが続く場合は大きなストレスやトラブルにつながりかねないポイントです。

本章で詳細と対策を解説します。

 

3-1. 洗面所やトイレも使えないことがある

浴室リフォームのみなら洗面所・トイレは基本的に使用可能です。

ただし、洗面台に関してはすぐ隣でお風呂のリフォームをしているので使いにくくなってしまいます。

あらかじめ、キッチンに洗面台に置いてある歯ブラシや石鹸などを移動させておいて、代用するとスムーズです。

また、水回り全体に影響する配管工事を行う場合は洗面所、トイレともに使えなくなることがあります。

その場合、リフォーム前の打ち合わせで断線するタイミングを把握しておきましょう。

 

3-2. 貴重品の管理

長期間のリフォーム中、家に誰もいない状態になるかもしれません。

そのような場合は貴重品の管理を徹底しましょう。

信頼できるリフォーム業者が大半ではありますが、念のため現金や貴重品は金庫などに保管するのが無難でしょう。

リフォーム業者側からしても、トラブルが起きた際に疑われるリスクがあるので厳重に管理してもらえた方が安心です。

双方が安心して気持ちよくリフォームを進められるので、きちんと管理しておきましょう。

 

3-3. 鍵の扱い

リフォーム業者と鍵の扱い方や作業時間を打ち合わせておくことも重要です。

留守中に作業をしてもらう場合、鍵の受け渡し方法や保管場所セキュリティシステムの操作方法などを事前に取り決めておく必要があります。

作業時間帯と在宅・不在のタイミングを調整し、業者が出入りできなくなるといったトラブルを未然に防ぎましょう。

可能であれば、業者から写真や連絡をもらえるよう依頼しておくと安心です。

不安を感じずにリフォームを進めるためにも、コミュニケーションを取れるようにしておきましょう。

 

4.お得にリフォームするなら施主支給がおすすめ

「工期が短めでコミュニケーションも取りやすい、良さそうなリフォーム会社を見つけた!けど費用が高い……」とお悩みの方におすすめなのが施主支給です。

施主支給とは、リフォームに必要なユニットバスは自分で購入し、設置や組み立てなどは業者に依頼する方法。

リフォーム業者経由でユニットバスを買うよりもネットで比較してより安価なものを購入できますし、型落ちして安くなっている高性能なユニットバスが見つかるかもしれません。

そして、工事に関してはプロに全て任せられるので費用を抑えつつも、安心してリフォームをできるのが施主支給の魅力です。

弊社ではショールームで受け取ったプラン資料をお送りいただくと、モデルはそのままに格安でご提供するプランをご用意しております!

ぜひこの機会に施主支給でお得にユニットバスを導入しましょう!

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まとめ

お風呂のリフォーム工事中は浴室を使用できません。

工期はユニットバス交換で約3~5日、在来工法からの変更ではさらに長い7~14日程度かかります。

短期間なら大判ボディシートとドライシャンプーで済ませることも可能ですが、3~7日程度かかる場合は、銭湯や都度払い可能なスポーツジムの利用がおすすめです。

さらに1週間以上の長期間になる場合は、仮設お風呂の設置やホテル滞在も視野に入れるべきでしょう。

また、リフォーム中は洗面所やトイレも使えなくなる可能性があるため、事前の確認が欠かせません。

家を留守にする際には、貴重品の管理や鍵の受け渡し方法について業者と相談してお互いが安心してリフォームを進められる状態にしておきましょう。