「お風呂の換気扇から異音がする」「以前より湿気が溜まりやすくなった」など、換気扇の調子が気になっている方も多いのではないでしょうか。
実は、これらは換気扇の寿命のサインかもしれません。
換気扇の交換には、本体費用と工事費用が必要で、種類や機能によって費用は大きく変動します。
今回の記事では、お風呂の換気扇交換にかかる費用や交換時期の目安、自分で交換できるのかについても詳しく解説します。
さらに、換気扇の不具合は浴室全体の老朽化のサインでもあるため、お得にお風呂をリフォームする方法もご紹介。
ぜひ最後まで読んで、快適なバスタイムを実現するためのヒントを見つけてください。
1. 【本体+工事費】風呂の換気扇交換にかかる費用相場

お風呂の換気扇交換には、本体費用と工事費用の2つの費用が必要です。
機種の選択や工事の複雑さによって費用は大きく変動するため、あらかじめ相場を把握しておくことが重要です。
- 本体費用:5,000円〜30,000円程度
- 工事費用:15,000円〜30,000円程度
ここでは、それぞれの費用の内訳と目安について詳しく解説します。
1-1. 本体費用
お風呂の換気扇の本体価格は、5,000円〜30,000円程度と幅があります。
この価格差が生まれる主な要因は、換気扇の種類や搭載機能の違いです。
お風呂の換気扇には、大きく分けて「プロペラファン」と「シロッコファン」の2種類があります。

プロペラファンは、扇風機のように羽根が回転して換気を行うシンプルな構造で、価格が安く、取り付けも比較的簡単です。
一般的に、戸建て住宅の在来浴室で、壁に直接排気口がある場合に用いられます。
一方のシロッコファンは、ドラム型の羽根が回転して換気を行うタイプです。
プロペラファンよりも静音性が高く、風量も強力なため価格は高めです。
マンションやアパートなどの集合住宅、あるいはユニットバスで天井に排気口がある場合に多く採用されています。
また、シロッコファンには換気機能だけでなく、暖房機能や乾燥機能を備えた多機能型のものもあり、これらの機能が追加されるほど価格は上昇します。
このように、必要な機能や性能によって換気扇の本体価格は大きく変動するため、今の浴室に合うタイプか、どんな機能が必要かを考慮して選択することが重要です。
1-2. 工事費用
お風呂の換気扇の交換工事費用は、15,000円〜30,000円程度が相場です。
この費用には、既存の換気扇の取り外し、新しい換気扇の設置、配線工事、動作確認などが含まれます。
プロペラファンは壁に設置するだけなので比較的簡単ですが、シロッコファンは天井裏にダクトを通す必要があるため、工事は複雑になり費用も高くなる傾向があります。
また、既存の換気扇のタイプと新しい換気扇のタイプが異なる場合、ダクトや配線の改修が必要になることもあり、追加費用が発生する可能性も。
さらに、業者によっては出張費や古い換気扇の処分費用などが別途加算される場合もあるので、事前に見積もりを取り、内訳を確認することが大切です。
2. 風呂の換気扇交換は自分でも可能!ただし注意点アリ

お風呂の換気扇は、コンセントにつなぐタイプであれば自分でも交換可能です。
ただし、それ以外の電気工事が必要なタイプは資格が必要となります。
ここでは、DIYで換気扇を交換する際の具体的な手順と注意点について解説します。
2-1. 自分で交換する場合の手順
自分で交換できるのは、コンセントにつなぐタイプの換気扇のみになります。
お風呂の換気扇でコンセントにつなぐタイプは、基本的にプロペラファンであることが多いです。
手順は以下の通りです。
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電源を切る
感電事故防止のため、必ずブレーカーを落として作業対象の換気扇の電源を切ります。
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換気扇本体を取り外す
換気扇カバーを外し、本体を固定しているネジを外します。
換気扇本体を引き出し、コンセントとダクト(排気用の筒状のホース)を外します。
機種によっては、本体とダクトの接続部にバンド(金属製の輪っか)が使われている場合があり、その場合はバンドを緩めてダクトを外しましょう。
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新しい換気扇を取り付ける
新しい換気扇をダクトに接続し、コンセントを差し込みます。
換気扇本体を所定の位置に設置してネジで固定し、最後にカバーを取り付けます。
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動作確認
ブレーカーを上げて電源を入れ、換気扇が正常に動作するか確認します。
2-2. 自分で交換する場合の注意点
コンセントにつなぐタイプ以外の換気扇交換は、電気工事士の資格が必要です。
電気工事士は、一般家庭や工場などの電気設備の工事を行うための国家資格で、電気工事士法に基づき、電気工事の安全を確保するために制定されています。
無資格で電気工事をすると、感電や火災の危険があるだけでなく、法律違反となります。
また、資格が不要な作業でも、換気扇の交換には注意が必要です。
浴室は湿気が多く滑りやすい環境で、脚立を使用した高所での作業は転落の危険があります。
さらに、ダクト接続の不良は換気効率の低下や結露の原因となる可能性があります。
作業に不安がある場合や、手順がわからない場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。
3. お風呂の換気扇を交換すべきサイン

お風呂の換気扇は、使用年数や環境によりさまざまな不具合が出始めます。
異音や動作不良などの症状は、換気扇の寿命が近づいているサインかもしれません。
ここでは、換気扇の交換時期を見極めるポイントと、一般的な耐用年数について解説します。
3-1. 異音・動かないは危険信号!交換を検討すべき症状
お風呂の換気扇交換が必要なサインには、以下のようなものがあります。
- 異音
- 異臭
- 振動
- 風量低下
- 動作停止
「ジー」という音はモーターやファンのサビ、「カラカラ」という音はモーターの軸のズレ、「キュキュ」という音は潤滑油不足が原因である可能性が高いです。
また、換気扇からの異臭はファンのカビ、振動の増加はダクトボルトの歪みやファンの破損が考えられます。
さらに、換気能力の低下や電源を入れても動かない場合は、モーターの寿命である可能性が高いため、早めの交換を検討しましょう。
3-2. 換気扇の寿命は約8年~15年が目安
お風呂の換気扇の寿命は、一般的に8〜15年と言われています。
これは、国が定めた耐用年数に基づいています。
使用頻度や環境によって寿命は変わりますが、ホコリ、水垢、湿気によるサビなどで徐々に性能が低下していきます。
特に浴室は高温多湿な環境のため、劣化が進みやすい場所です。
不具合が出る前でも、設置から10年程度経過したら予防的な交換を検討することをおすすめします。
4. 換気扇が劣化している場合、浴室自体も寿命かも

換気扇に不具合が現れた時は、浴室全体の寿命も同時に考える必要があるでしょう。
浴室は高温多湿な環境にさらされ続けるため、さまざまな部分が同時期に劣化する傾向があります。
ここでは、浴室の一般的な寿命と、注意すべき劣化のポイントについて解説します。
4-1. 浴室自体の寿命は10~15年
浴室の寿命は、一般的に10〜15年程度と言われており、換気扇の寿命とほぼ同じ期間となります。
浴室は毎日高温多湿な環境にさらされるため、他の住宅設備と比べて劣化が進行しやすい場所です。
換気扇に不具合が生じている時期は、浴室全体の設備や建材も同様に劣化している可能性が高いです。
換気扇の交換だけでなく、浴室全体の状況を総合的に判断し、部分的な修理か全体的なリフォームかを検討しましょう。
長期的なコストを考慮すると、浴室全体のリフォームが経済的な場合もあります。
ユニットバスの耐用年数やリフォームが必要なサインについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ユニットバスの寿命は10~15年!法的な耐用年数やリフォームが必要なサインも解説
4-2. 換気扇以外が劣化している可能性も
換気扇の劣化と同時に、浴室の他の部分も劣化している可能性があります。
例えば、浴槽のひび割れや変色、床の滑り、目地の劣化、水栓金具のサビや水漏れなどです。
また、掃除をしても落ちないカビやサビも、浴室の老朽化を示すサインです。
これらの劣化は、見た目を損なうだけでなく、衛生面にも悪影響を与えます。
また、放置すると、より深刻な問題に発展する可能性もあるため、早めに対処することが重要です。
換気扇の交換を検討する際には、これらの点も確認し、必要に応じて浴室全体のリフォームも検討しましょう。
浴室全体のリフォーム費用相場については、こちらの記事をご覧ください。
古いお風呂のリフォームにかかる費用相場を解説!お得に導入する方法も紹介
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ただし、万が一の不具合対応などは施主の責任となるため、信頼できる供給業者選びと工事業者との事前調整が重要になります。
コストパフォーマンスを重視する方には、非常に有効な選択肢といえるでしょう。
高コスパなおすすめのユニットバスをこちらの記事でご紹介していますので、併せてご覧ください。
ユニットバスが安いメーカーは?高コスパでおしゃれな人気モデルを厳選して解説
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まとめ

お風呂の換気扇交換は、本体費用と工事費用がかかり、換気扇の種類や機能、工事の難易度によって費用は変動します。
コンセント式なら自分で交換することも可能ですが、電気工事が必要な場合は資格が必要です。
換気扇の寿命は約8〜15年で、浴室自体の寿命とも重なるため、浴室全体のリフォームも検討すると良いでしょう。
ユニットバスを施主支給で購入すれば費用を抑えられます。
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換気扇交換をきっかけに、より快適な浴室空間づくりを検討してみてください。
