「カップボードをカウンターのみにしたいけど、後悔しないかな……」とお思いの方、必見です。

結論としては「カウンターのみにするデメリットは大きく分けて3つあり、人によっては後悔につながる」となります。

吊り戸棚がないカウンターのみのカップボードは、キッチンに開放感が生まれておしゃれに見える一方、「本当に使いやすいのか」「収納が足りるのか」といった不安を抱える方も多いでしょう。

そこで本記事では、カウンターのみで後悔しがちな3つの瞬間と、ご自身に合うかどうかを判断するためのポイントを詳しく解説します。

お得にカップボードを購入する方法も解説しているので、ぜひご覧ください。

 

1. 【失敗談】カップボードをカウンターのみにして後悔した3つの場面

カウンターのみのカップボードを導入した場合、後悔しやすいのは以下3つのポイントです。

・収納が足りず、食器やストック品が溢れる

・壁の余白がデッドスペースになる

・後付けしたくても難しい場合が多い

収納不足はなんとなく想像できても、デッドスペースや後付けに関しては知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それぞれの詳細を本章で解説していきます。

 

1-1. 後悔①：収納が足りず、食器やストック品が溢れる

「うちは物が多くないから吊り戸棚なしで大丈夫」と思っていても、実際に暮らしてみると収納が足りなくなるケースは少なくありません。

というのも、日常使いの食器やカトラリーだけでカウンター下の収納スペースはすぐに埋まってしまいます。

その結果、来客用の食器セットや重箱、使用頻度の低いホットプレートやミキサーといった調理家電の収納場所がなくなるケースも。

また、食料品・日用品のストックにも別の場所が必要になります。

缶詰や乾物、お米、ペットボトル飲料などの食料品や、キッチンペーパーといった日用品の買い置きを収納しきれません。

結局、パントリーを用意したり他の部屋に置くことになり、調理のたびに物を取りに行く手間が増え、キッチン内の動線が悪化してしまいます。

「今の食器量なら大丈夫」と思っていても、子どもの成長に伴う水筒やお弁当箱の増加、予期せぬもらい物の食器など、想定していなかった物で収納が圧迫されることも。

まずはかなり余裕を持った状態で見積もって、本当に吊り戸棚がいらないかを確認しておきましょう。

 

1-2. 後悔②：壁の余白がデッドスペースになる

吊り戸棚がないことで生まれたカウンター上の広い壁面は開放感がある一方で、活用できずデッドスペースになることも珍しくありません。

収納が十分ある場合や、どうしても開放感を重視したい場合には問題ありませんが「やはり吊り戸棚を置いておけばよかった」と後悔につながるケースがあります。

また、デザイン的にも実際に物が置かれていない壁が目の前に広がると、予想以上に空間が間延びして見えたり、キッチンの重心が下に偏ってしまい、どこか落ち着かない印象になったりすることも。

あらかじめ、イメージを膨らまして全体像を掴んでおきましょう。

 

1-3. 後悔③：後付けしたくても難しい場合が多い

後から吊り戸棚を追加しようとすると、容易に行えない場合があります。

費用も新築やリフォーム時にオプションで取り付けるのと比較すると、割高になる傾向があるのでそこも後悔しやすいポイントです。

ですが、費用以上に後付けが困難になる最大の原因が「壁の下地補強」です。

基本的に壁のクロスの下は、石膏ボードが1枚あるだけでそこまで強度がありません。

その状態でビスを打ち込んでも崩れやすく、吊り戸棚を固定できません。

そのため、カップボードと同時に吊り戸棚も設置する場合は壁面の下地を確認しましょう。

下地の補強材が入っていない場合、仮に設置できても食器の重みに耐えられず、落下する恐れがあります。

 

2. 後悔する前に！カウンターのみが合う人・合わない人の特徴

「結局自分にカウンターのみのカップボードが合うかわからない」とお困りの方向けに、本章ではカウンターのみが合う人・合わない人の特徴を解説します。

家族構成や生活スタイルなどで満足できるかが変わってくるので、あらかじめ把握して後悔を防ぎましょう。

 

2-1. 【こんな人にオススメ】カウンターのみでも満足できるパターン

まず、カップボード以外の収納が豊富に用意できるかを確認しておきましょう。

キッチン横にパントリーがあったり、床下収納が充実していたりと、食料品ストックや使用頻度の低い調理器具を収納できる専用スペースが別にある場合、カウンターのみでも十分に快適なキッチンを実現できます。

次に、そもそも食器や調理器具をあまり持たない方や、キッチンをあまり使わない方ならカウンターのみのスタイルに向いています。

食器や調理器具が少なく、調理する機会も少ないのであれば収納量で後悔することは多くありません。

また、収納力よりも開放感を最優先する方にも向いていると言えるでしょう。

収納量よりもキッチンの圧迫感をなくし、LDK全体を広く見せることを重視しているなら、カウンターのみのカップボードでも不満は起きにくいです。

＼最安96,000円でカップボードが手に入る！／

 

2-2. 【こんな人は要注意】カウンターのみだと後悔するパターン

総じて、「収納力」を重視する方には、カウンターのみのカップボードはあまりおすすめできません。

その中でも、収納をキッチンに集約したい人は要注意です。

パントリーなど他の場所へ物を取りに行くのが面倒で「調理に関する物はすべてキッチンスペース内で完結させたい」という方だと、収納力を他で補ったとしても不便さを感じるでしょう。

また、シンプルに食器や調理器具を多く持っている方も注意が必要です。

4人以上の家族や、料理が好きでたくさんの調理器具や食器を持っている場合、カウンター下の収納だけで収まりきりません。

加えて、食料品やよく使う日用品をキッチンにストックしておきたい方も注意が必要です。

 

3. どっちで買うのが一番お得？カップボードの購入方法を徹底比較

カップボードを購入するパターンは大きく2つに分けられます。

・【手軽さ重視・安心感】ハウスメーカー・工務店のオプションを利用する

・【価格・自由度重視】自分で購入して施工してもらう「施主支給」

それぞれ異なるメリット・デメリットがあるのでどちらの購入方法が自分にあっているのかを確認しておきましょう。

 

3-1. 【手軽さ重視】ハウスメーカー・工務店のオプション

カップボードを導入するにあたって「商品を探したり、依頼する手間を省きたい」とお思いなら設置を依頼するハウスメーカーや工務店に任せる方法がおすすめです。

最大のメリットは、何と言っても手間がかからないこと。

家の設計やリフォームの方針と同時にカップボードの仕様を決められ、商品の選定から採寸、発注、施工まで全てを任せられます。

また、同じ業者が選定や発注も行っていることから「うまく取り付けられない」「カップボードに破損がある」といったトラブルが起きても責任の所在が明確です。

一方で、デメリットは価格面です。

一般的に定価に近い価格か、そこにハウスメーカー・工務店のマージンが上乗せされるため、後述する施主支給に比べて総額は高くなります。

また、提携している特定のメーカーやシリーズからしか選べないことが多く、デザインの自由度が低い点も考慮が必要です。

価格やデザインの自由度よりも、とにかく手間をかけずに安心して設置したいという方は、この方法での導入を検討してみましょう。

 

3-2. 【価格・自由度重視】自分で購入して施工してもらう「施主支給」

結論、「少しでも費用を抑えたい」「デザインには絶対にこだわりたい」という方には、「施主支給」という購入方法がおすすめです。

施主支給とは、施主（あなた）自身が商品を購入し、施工のみをハウスメーカーや工務店に依頼する方法です。

施主支給のメリットとデメリットは以下の通りです。

最大のメリットは、本体費用を抑えられることです。

格安の住宅設備販売店やオンラインショップを利用すれば、有名メーカーの製品が定価の30〜60%OFFといった、大幅な割引価格で購入できる場合があります。

また、型落ち品や在庫処分品、展示品などが狙えるのも大きなメリットです。

そして、メーカーの垣根を越えて、自分の好きなデザイン、機能、サイズのカップボードを自由に選べる高い自由度も大きな魅力と言えるでしょう。

しかし、デメリットとして、自分で商品を探し、ハウスメーカーに施主支給が可能かを確認し、納期や施工の調整をする手間と時間がかかります。

また、万が一商品に傷や不具合があった場合、それが配送の問題なのか施工の問題なのか、責任の所在が曖昧になりやすいというリスクも。

工務店によっては利益が減る施主支給自体を断られるケースもあるため、事前の確認は必須です。

 

4. 施主支給用カップボードを買うならPHショップ！

施主支給することは決めたものの「どのショップで買うのが良いかわからない」とお思いの方にぜひPHショップをご覧いただきたいです。

・メーカー直接取引による格安価格

・スピード配送

・老舗住宅設備専門店ならではの安心感

施主支給をお考えの方にぴったりの当社の強みをご紹介いたします。

 

4-1. メーカー直接取引で中間マージンをカット

当社はTOTO・LIXIL・クリナップなどの国内主要メーカーと直接お取引をさせていただいております。

その結果、従来の流通で発生していたマージンをカットし、お客様へ相場よりもお得な価格で提供することが可能に。

ショールームの定価と比較しても5〜15万円程度、安くカップボードを購入できるケースも少なくありません。

まずは一度、当店でカップボードを探してみてください！

＼最安96,000円でカップボードが手に入る！／

4-2. 直接取引による高速レスポンス

「頼んでから納品まで時間がかかるのはちょっと……」とお思いの方もぜひ一度、お見積もりください。

当社では、メーカーとの直通ルートを持つことで、手配が迅速に進められるため、最短で即日〜3日程度のスピード対応が可能です。

他店では、見積もり回答に1週間以上かかることも珍しくないため、スピード感をお求めの方はぜひ一度当店にご相談ください。

 

4-3. 創業60年の老舗だからオンラインショッピングでも安心

「ここで本当に買っていいのかな？」「ネットで高額な買い物をするのは少し不安だな……」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

PHショップは、1964年創業の山中産業株式会社が運営する老舗の住宅設備専門店です。

無借金経営を継続し、自己資本約34億5千万円（令和5年時点）という安定した企業基盤を築いています。

また、全国対応の配送体制や、住宅設備に精通したスタッフによる丁寧なサポートも魅力です。

「メーカーから直接買った方がいいんじゃないの？」とオンラインでの購入に抵抗のある方でも、安心してお買い物いただける体制を整えております。

 

まとめ

カウンターのみのカップボードを導入すれば、キッチンに開放感が生まれます。

しかし、ご自身のライフスタイルや必要になる収納量をしっかりと把握しておかなければ、「こんなはずではなかった」という後悔につながる可能性があります。

導入前に「収納は十分に足りるか」「壁の余白をどう使うか」といった視点でイメージしてみましょう。

また、購入方法一つで費用や満足度は大きく変わります。

手間をかけたくないならハウスメーカー・工務店のオプション、価格やデザインを重視するなら「施主支給」がおすすめです。

この記事で解説したポイントを参考に、ぜひ最適なカップボードを見つけてください。