トイレリフォームをDIYする方法|初心者でもできる範囲・手順・費用を徹底解説

トイレリフォームをDIYする方法|初心者でもできる範囲・手順・費用を徹底解説

「トイレのリフォームを検討しているけれど費用が心配…」と感じていませんか?

DIYで費用を抑えたいけれど、どこまで自分でやっていいか分からず、失敗も怖いですよね。

失敗しないトイレリフォームのためには、DIYできる範囲とプロに任せるべき範囲を正しく見極めることが大切です

壁紙や床などの内装なら、初心者でも手順を押さえれば十分挑戦できます。

この記事では、DIYできる範囲から具体的な手順、費用相場、注意点までを徹底解説します。

ぜひ最後まで読んで、あなたに合った方法で理想のトイレ空間を実現しましょう。

 

1. トイレリフォームでDIYできる範囲とできない範囲

トイレのDIYリフォームを成功させるには、自分でできる範囲とプロに任せるべき範囲を正しく理解することが重要です。

ここでは、初心者でも安全に挑戦できる部分と、専門業者に依頼すべき部分を解説します。

 

1-1. DIYできる部分:壁紙・床材・収納・アクセサリー

トイレのDIYリフォームで初心者でも挑戦できるのは、壁紙・床材・収納・ペーパーホルダー・タオル掛けなどの内装部分です

壁紙は貼り直しができるシールタイプを選べば失敗しても修正可能で、アクセントクロスとして一面だけ柄物を使えばおしゃれな空間に仕上がります。

床材は防水性に優れたクッションフロアがおすすめ

賃貸の場合もマスキングテープや専用両面テープで原状回復可能な施工ができます。

収納は頭上の空間を活用して突っ張り棒やワイヤーラックを使えば、トイレットペーパーや掃除用具をすっきり収納できます。

これらの材料はホームセンターや100均で手軽に入手でき、費用を抑えながら自分好みの空間づくりが可能です。

 

1-2. DIYを避けるべき部分:便器交換・配管・電気工事

便器本体の交換や、それに伴う給排水管の工事、コンセント増設などの電気工事は、専門的な知識と技術が必要なためDIYには不向きです

特に便器は、建物の排水方式に適合した製品を選ぶ必要があり、間違えると設置できず大きな損失につながります。

また、給排水管の接続に不備があると、水漏れを引き起こし、床下や階下へ被害が及ぶ重大なトラブルに発展する危険性も

照明器具の交換やコンセントの増設といった電気工事は、感電や火災のリスクを伴い、「電気工事士」の国家資格がなければ行ってはいけないと法律で定められています。

これらの作業は必ず専門業者に依頼しましょう。

トイレ本体の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

後悔しないトイレの選び方!種類・排水方式・お得な購入方法まで

 

2. トイレDIYリフォームの費用相場|部分別に解説

トイレリフォームで気になるのが費用です。

DIYと業者依頼では金額が大きく変わるため、部分別の相場を見ていきましょう。

 

2-1. DIYした場合の材料費目安(壁紙・床材・収納)

トイレリフォームをDIYする最大の魅力は、費用を大幅に抑えられる点です。

材料はホームセンターやインターネットで手軽に購入できます。

一般的な広さのトイレであれば、壁紙の材料費は3,000円~8,000円、床に敷くクッションフロアは2,000円~5,000円程度が目安です

収納棚の増設も、DIYなら1,000円~5,000円ほどで実現可能。

特に100均で手に入る突っ張り棒やワイヤーラックなどを活用すれば、費用をさらに抑えられます。

壁紙・床・収納をまとめてDIYしても、総額1万円~2万円程度で、好みのデザイン空間へと一新できるのが大きなメリットです。

 

2-2. 業者に依頼した場合の費用相場

業者依頼の費用は工事内容で大きく変動します。

便器交換のみなら10~20万円程度、内装張り替えは3~10万円程度です

便器交換と内装を含むフルリフォームでは30万~60万円程度が中心価格帯となり、タンクレスや自動洗浄などの高機能便器を選ぶと80万~100万円以上かかることもあります。

和式から洋式への変更は配管工事が必要なため40万~75万円程度、手洗いカウンターの設置や給排水管の移設などの追加工事があるとさらに費用が上乗せされます。

費用を抑えるには補助金の活用や複数業者からの相見積もりが有効です。

プロに依頼することで仕上がりの品質と安全性が保証され、長期的な安心感が得られます。

トイレを含む水廻りリフォームの費用相場について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

水廻りリフォームの費用はいくらになる?

 

3. 【実践】トイレDIYリフォームの手順と必要な道具

DIYの基礎知識を理解したら、実際の作業手順を確認しましょう。

ここでは壁紙・床材の張り替えと、人気のタンクレス風アレンジについて、必要な道具と具体的な手順を初心者向けに詳しく解説します。

 

3-1. 壁紙の張り替えDIY手順

壁紙の張り替えは、トイレの印象を大きく変えられるDIYの基本です。

初心者にはシールタイプの壁紙がおすすめで、以下の手順で進めます。

必要な材料・道具:新しい壁紙・定規・カッターナイフ・接着剤・ローラー・ヘラ
  1. 既存の壁紙をカッターで切れ目を入れて剥がし、下地の凹凸を調整する
  2. 新しい壁紙を必要な長さ+10cmに切り、接着剤を塗布する(シールタイプの場合は不要)
  3. 壁紙を上下に余裕を持たせて張り、ローラーやヘラで空気を抜く
  4. 張り合わせ部分は1cm重ねて余りをカットし、目地をきれいに仕上げる
  5. 1日ほど乾燥させて完成

施工直後は接着剤の蒸発で膨らむことがありますが、乾燥させると平らになります。

柄合わせが必要な壁紙は、模様が合うように注意して張りましょう

 

3-2. 床材(クッションフロア)の貼り替えDIY手順

クッションフロアは耐水性に優れトイレに最適な床材です。

便器周りのカットが最大の難所なので、型紙を丁寧に作ることが成功のコツです

必要な材料・道具:新しいクッションフロア・新聞紙・定規・カッターナイフ・接着剤または両面テープ
  1. 既存のクッションフロアを剥がし、床を中性洗剤で拭いてゴミを除去する
  2. 新聞紙でトイレの形状に合わせた型紙を作成する
  3. 型紙に合わせてクッションフロアをカッターでカットする
  4. 接着剤を塗布するか、縁と中央に両面テープを貼る
  5. 便器周りにぴったりフィットさせる
  6. しっかり接着されてズレがないことを確認して完成

 

3-3. タンクレス風トイレへのDIYアレンジ

突っ張り棒とプラダンを使えば、賃貸でも半日で簡単にタンクレス風トイレにアレンジできます

また、100均のリメイクシートを使えば低コストでおしゃれに仕上がります。

必要な材料・道具:突っ張り棒2本・プラダン・リメイクシート・カーテン・カッター・ハサミ・定規・ガムテープ・接着剤
  1. タンク前と奥の壁に手洗い場の高さで突っ張り棒を2本しっかり固定する
  2. タンク前の仕切り用布を便座から突っ張り棒までの高さにカットし、水洗レバー操作用に切り込みを入れる
  3. プラダンをトイレ幅に合わせてカットし、天板にする(奥行きは突っ張り棒の間隔より5cm長めにする)
  4. 手洗い場部分をくり抜く(水があふれないように開けておく)
  5. 天板にリメイクシートを貼り、くり抜いた部分や側面まで巻き込んで貼る
  6. 天板を突っ張り棒の上に設置して完成

 

4. トイレDIYリフォームのメリット・デメリット

トイレのDIYリフォームには、費用を抑えられる魅力がある一方で、注意すべき点も存在します。

メリットとデメリットを把握し、自分に合った方法を判断しましょう

 

4-1. DIYのメリット:費用を抑えてデザインも自由

トイレリフォームをDIYする最大のメリットは、費用を大幅に抑えられることです。

業者に依頼すると発生する施工費がかからず、基本的に材料費だけで済むため、内装の変更であれば1万円~2万円程度で実現できることもあります。

また、デザインの自由度が高いのも大きな魅力です。

業者によっては扱っていない壁紙や床材も、DIYならインターネットや専門店で探し、自分の好きなデザイン・色・素材を自由に選べます

自分のペースで作業を進めながら、こだわりの空間を手作りできる点がDIYの醍醐味と言えるでしょう。

 

4-2. DIYのデメリット:仕上がりや失敗リスクに注意

DIYのデメリットとして、仕上がりの精度でプロに劣る可能性がある点が挙げられます。

リフォーム業者は経験豊富なプロなので、均一で美しい仕上がりを実現できますが、DIY初心者では壁紙のヨレや床材のズレなど、仕上がりがいまいちになるリスクがあります

何度もやり直しが必要になり、結果的に材料費がかさんでしまうケースも少なくありません。

また、必要な道具を一から揃えると、業者に依頼するより高額になる可能性もあります

さらに重大なデメリットとして、施工ミスによる建物被害があります。

特に床材の施工不良は水漏れやカビの原因となり、下地の腐食、集合住宅では階下への漏水で損害賠償を請求されるリスクもあるため注意が必要です。

 

5. トイレリフォームをDIYする際の注意点

トイレのDIYリフォームを始める前には、重要な注意点を確認しておきましょう。

まず賃貸物件では、壁紙や床材の張り替え前に必ず大家さんや管理会社に相談し、許可を得た上でマスキングテープなどを使った原状回復可能な方法を選びましょう

マンションの場合は管理規約を事前に確認してください。

また、防水処理の不備は水漏れやカビの原因となり、集合住宅では階下漏水で損害賠償のリスクもあります。

クッションフロアは隙間なく施工し、しっかり固定しましょう。

加えて、接着剤などを使う際は、有害物質を吸わないよう必ず換気してください

そして最も重要なのは、電気工事・配管工事・便器交換は絶対にDIYしないことです

電気工事は資格が法律で義務付けられており、配管工事のミスは水漏れなどの重大トラブルを招きます。

なお、トイレ本体の寿命は便器が15年程度、温水洗浄便座が6〜8年です

水漏れやつまり、動作不良などの症状が出たら、内装DIYと併せて本体交換も検討しましょう。

 

6. DIYが難しい場合は業者への依頼も検討しよう

壁紙や床の張り替えといった内装作業も、仕上がりの美しさや作業の手間を考えると、自信がない方もいるでしょう。

特に、便器本体の交換や給排水管の工事、コンセントの増設といったリフォームは、専門的な知識と技術が不可欠です

失敗すると水漏れや感電などの重大な事故に繋がるため、DIYは絶対に避け、プロである専門業者に任せましょう。

「費用を抑えたいけれど、工事はプロに頼みたい」という場合は、「施主支給」という方法も検討できます。

これは、便器などの商品を自分で安く購入し、取り付け工事だけを業者に依頼するスタイルです。

コストを抑えつつ、プロの確実な施工を受けられるメリットがあります。

ただし、業者によっては施主支給に対応していない場合もあるため、事前に確認が必要です。

DIYに少しでも不安を感じるなら、まずは専門業者に相談し、どのくらいの費用でリフォームできるのか見積もりを取ってみることをおすすめします

施主支給でリフォーム費用を抑える方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

施主支給の魅力とは?おすすめの方法とデメリットも解説

【トイレリフォームの無料見積もりはこちら】

 

7. まとめ:トイレリフォームDIYで失敗しないためのポイント

トイレリフォームをDIYで成功させるためのポイントをまとめます。

【DIYの範囲を見極める】

壁紙や床、収納の設置はDIY向きです。

しかし、便器の交換や配管、電気工事は専門知識が必要なため、必ずプロに依頼しましょう。

【費用を把握する】

DIYなら材料費の1〜2万円程度から可能ですが、便器交換を含むリフォームを業者に頼むと20万円以上が目安です。

【注意点を守る】

賃貸やマンションの規約確認、作業中の換気、仕上げの防水処理は、トラブルを避けるために不可欠です。

これらのポイントを参考に、DIYに挑戦するか、専門業者に見積もりを依頼するかを判断しましょう。

自分に合った方法で、理想のトイレ空間を実現してください。