「毎日の掃除が大変で、収納も足りない洗面台。新しくしたいけれど、どれを選べばいいか分からない。」と悩んでいませんか?
後悔しない洗面台選びの答えは、まず設置場所の「サイズ」を確認し、次に「掃除のしやすさ」「収納力」「使いやすさ」という3つの必須ポイントを重視すること。
これだけで、あなたにぴったりの一台がぐっと絞り込めます。
今回の記事では、その選び方の手順から、大手メーカーのおすすめ高コスパモデル、費用を抑えるコツまで徹底解説します。
1. 【洗面台の選び方】まずはサイズを決める

洗面台(洗面化粧台)選びの第一歩は、設置スペースに合わせたサイズ選びです。
間口(幅)と高さ、そして搬入経路まで、事前にしっかりと確認しておくことで、後々のトラブルを防ぎ、快適な洗面空間をつくれます。
まずは以下のポイントをチェックしていきましょう。
1-1. 「間口(幅)」の決め方
洗面台の間口(幅)は60cm、75cm、90cmが主流です。
60cmは、コンパクトながら基本的な洗顔や歯磨きに十分対応できます。
75cmは最も標準的なサイズで、建売住宅やマンションでよく採用されており、商品バリエーションも豊富です。
90cmはファミリー向けの広々としたサイズで、収納スペースを充実させたモデルが多く、家族それぞれのアイテムをすっきりと片付けることができます。
幅の選び方について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
洗面台・洗面化粧台の幅は600・750・900mmが一般的!自分に合う幅の選び方も解説
1-2. 「高さ」の決め方
洗面台の高さは、75cm、80cm、85cmの3パターンが主流となっています。
適切な高さの目安は「身長÷2」の計算式で、身長150cm前後なら75cm、160cm前後なら80cm、170cm前後なら85cmがおすすめです。
背の高い方が毎日屈むのは腰への負担が大きいため、家族で身長差がある場合は、最も背の高い方に合わせましょう。
毎日使う場所だからこそ、身体への負担を最小限に抑える高さ選びが重要です。
高さの選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
洗面化粧台・洗面台の標準的な高さは?調整方法や自分に合う選び方まで解説
1-3. 【要注意】搬入経路も確認してサイズを決めよう
洗面台のサイズを決める際は、設置スペースの採寸と合わせて、必ず「搬入経路」の確認を行いましょう。
見落としがちですが、玄関のドア、廊下の幅、階段、そして洗面所の入口など、製品が通過するルート上で最も狭い箇所の幅と高さを事前に計測しておくことが大切です。
購入後に「搬入できない」という事態を避けるためにも、デザインや機能を選ぶのと同様に、物理的に搬入可能かどうかの最終チェックを忘れないようにしましょう。
2. 洗面台選びで外せない3つのポイント

洗面台のサイズを決めたら、次は機能面もチェックしましょう。
特に「掃除のしやすさ」「収納力」「使いやすさ」の3つのポイントは、長期間にわたって満足度を大きく左右します。
それぞれのポイントを詳しく解説します。
2-1. ポイント①:日々の手間を減らす「掃除のしやすさ」
せっかく洗面台を新調するなら、毎日の掃除がラクになる機能は押さえておきたいポイントです。
特に重要なのが、つなぎ目のない一体型構造と汚れに強い素材選び。
洗面ボウルとバックガード、カウンターが一体成型されたタイプなら、従来のような継ぎ目に汚れが溜まることがなく、サッと一拭きで掃除完了です。
水栓選びでは、壁付タイプや上部吐水タイプを選ぶことで、根元に水滴が溜まりにくくなります。
また、排水口も髪の毛やゴミを簡単に捨てられる構造のものを選べば、面倒な排水口掃除もストレスフリーに。
さらに水拭きだけで汚れが落ちる素材なら、長期間美しさを保てます。
2-2. ポイント②:すっきり片付く「収納力」
洗面台周りをいつも整理整頓された状態に保つには、日用品をしっかり収納できる十分なスペースが必要です。
ベースキャビネットはスライドタイプを選べば、奥のものまで取り出しやすく収納効率がアップします。
鏡裏収納は歯ブラシや化粧品などの小物整理に最適で、高さ調節可能な棚板なら用途に応じてカスタマイズ可能。
さらに、オプションのサイドキャビネットも併せて検討することで、生活感を隠したすっきり空間を実現できるでしょう。
2-3. ポイント③:毎日が快適になる「使いやすさ」
一日に何度も使う洗面台だからこそ、快適に使える機能性の高さも妥協できません。
大容量の深型ボウルは、従来の小さなボウルとは違い、水はねを気にせず洗顔や手洗いができ、衣類のつけ置き洗いや洗髪も余裕でこなせます。
三面鏡なら正面だけでなくサイドからも身だしなみをチェックでき、朝の準備時間を大幅に短縮。
タッチレス水栓は両手がふさがっているときでも手をかざすだけで給水でき、衛生的で節水効果も抜群です。
さらにLED照明付きミラーやコンセント付き収納など、細部の使い勝手まで考え抜かれたモデルを選ぶことで、毎日のルーティンがより快適でスムーズになります。
3. 迷ったら大手メーカーの高コスパ人気モデルから選ぼう

洗面台選びに迷ったら、まずは実績ある大手メーカーの人気モデルをチェックしましょう。
TOTO、LIXIL、クリナップの高コスパモデルを厳選してご紹介します。
3-1.【総合力重視】TOTO「オクターブ」

| 扉カラー | 全13色 |
| 特徴・機能 |
|
| 当店最安値 | 144,700円 |
TOTOの「オクターブ」は、機能面で妥協したくない方に最適な総合力の高いモデルです。
水流でゴミを自然に流す「すべり台ボウル」や、水垢が溜まらない上部設置の水栓が、日々の掃除を楽にしてくれます。
さらに、除菌水で清潔を保つ機能や、タッチレス水栓・LED照明など、快適な使い勝手も追求。
排水管の工夫で生まれた大容量収納「奥ひろし」も魅力で、掃除・収納・使いやすさの全てを高いレベルで実現しています。
3-2. 【コスパ重視】LIXIL「ピアラ」

| 扉カラー | 全8色 |
| 特徴・機能 |
|
| 当店最安値 | 73,500円 |
LIXILの「ピアラ」は、必要な機能をしっかり押さえながら手頃な価格を実現したコスパ重視モデル。
底面が広い「ひろびろボウル」で作業性が高く、ハイバックガード一体ボウルと壁付水栓で掃除も簡単です。
「てまなし排水口」は水はけと髪の毛のキャッチ性能を両立。
基本機能を備えながら価格を抑えており、費用を抑えてリフォームしたい方におすすめのモデルです。
3-3. 【デザイン重視】クリナップ「S」

| 扉カラー | 全9色 |
| 特徴・機能 |
|
| 当店最安値 | 127,800円 |
クリナップの「S」は、デザイン性と機能性を両立させたい方におすすめのモデルです。
水流でゴミを自然に排水口へ集める「流レールボール」は、普段使いだけでキレイを保つ優れもの。
また、湿気に強く清潔な「ステンレスキャビネット」はクリナップならではの魅力です。
鏡面仕上げの高級感あふれる扉や、温かみのある木目調など、9色のカラーバリエーションと2色の取手で、インテリアに合わせた上質な空間づくりが可能です。
4. 洗面台のリフォームにかかる費用相場

洗面台リフォームを検討する際、最も気になるのが費用面ではないでしょうか。
総費用は本体価格と工事費用の合計で決まりますが、選ぶ製品のグレードや工事の内容によって大きく変動します。
ここでは洗面台リフォームにかかる費用の内訳と相場、そして費用を抑えるコツについて解説します。
4-1. 工事費用
洗面台の基本工事費用は、一般的に3〜5万円程度が相場です。
基本工事には、既存洗面台の撤去・処分、新規洗面台の設置、給排水管の接続、電気配線工事などが含まれます。
ただし、古い住宅の場合、給排水管の位置変更や配管延長が必要になったり、壁・床の補修が必要になったりすることもあります。
その場合は追加で3万円以上かかることも珍しくありません。
見積もり時には、具体的な工事内容と費用の内訳を必ず確認しましょう。
4-2. 本体費用
洗面台本体の価格は、グレードやサイズ、機能によって大きく異なります。
リーズナブルなモデルでは5万円程から購入可能ですが、一般的な一面鏡タイプやキャビネット収納付きの標準モデルは10〜15万円が相場です。
さらに、三面鏡やLED照明、センサー水栓、大容量収納などの機能が充実したハイグレードモデルになると、20〜30万円以上になることも。
本体費用を抑えるおすすめの方法に、「施主支給」という選択肢があります。
施主支給とは、工事を依頼する施工店に製品の手配を任せるのではなく、施主(あなた)自身が製品を用意する方法です。
住宅設備に特化したオンラインショップ「PHショップ」では、メーカーとの直接取引により中間マージンを削減。
相場より大幅に安い、最安18,200円から洗面台を提供していますので、施主支給での洗面台購入をご検討の際は、ぜひ当店をご利用ください!
施主支給について詳しくは、こちらの記事で解説しています。
まとめ

洗面台の選び方は、まずサイズを確認し、次に「掃除のしやすさ」「収納力」「使いやすさ」の3つのポイントを重視することがポイントです。
商品選びに迷ったら、TOTO、LIXIL、クリナップなど、大手メーカーの高コスパモデルから検討するのがおすすめ。
洗面台のリフォーム費用は本体価格と工事費用を合わせて15万円前後かかりますが、「施主支給」を活用することでコスト削減が可能です。
ぜひ理想の洗面空間づくりの参考にしてください。
