洗面化粧台とは|洗面台との違いも解説

洗面化粧台とは|洗面台との違いも解説

日常生活に欠かせない設備のひとつ、洗面化粧台。

身だしなみを快適に整えるための収納や照明、ミラーなどを組み合わせた総合的な設備です。

最近では種類もたくさんあり、シンプルなユニットタイプから自由にカスタマイズできるシステムタイプまで幅広く展開されています。

そのため、ライフスタイルや設置環境に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

本記事では、洗面化粧台の特徴や種類、メリット・デメリット、さらには選び方や費用相場まで詳しく解説します。

交換やリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

1.化粧洗面台とは|基本的な特徴を解説

1-1. 洗面化粧台の特徴

洗面化粧台は、「洗面台」と「化粧台」を組み合わせた設備です。

つまり、洗顔や手洗い、歯磨きといった基本的な「洗面台」に加え、化粧や髪型など身だしなみを整えるための「化粧台」を備えた設備のこと

基本的な部分は以下のとおりです。

  • ミラー:自分の姿を確認するための鏡部分
  • 水栓金具:水やお湯が出てくる蛇口
  • 洗面ボウル:水栓金具から出る水の受け皿
  • カウンター:洗面道具などを置くスペース
  • キャビネット:洗面道具や日用品の収納スペース

具体的な特徴としてまず挙げられるのは、ミラーキャビネットです。

これは、鏡の裏に歯ブラシや化粧品、日用品をすっきりしまえる収納スペースを施したものです。

また、洗面化粧台は照明が組み込まれているタイプが多く、顔全体を明るく照らしてくれるため、メイクやシェービングがしやすくなっています。

さらに、洗面ボウル部分の形状も工夫されており、水はねを防ぎながら広々と使える設計のものも多く見られます。

シャワー水栓を搭載しているタイプでは、伸縮するホースを使って洗髪や掃除が手軽にできるのも特徴の一つです。

下部のキャビネット部分には収納が備わっており、タオルや洗剤などのかさばる物も整理できます。

このように、化粧洗面台は「使いやすさ」「清潔さ」「収納力」を考慮した、生活の中心設備といえるのです。

 

1-2. 洗面化粧台の種類

洗面化粧台には大きく分けて「ユニットタイプ」と「システムタイプ」の2種類があります。

ユニットタイプは、洗面台、ミラー、洗面ボウル、収納キャビネットなどが一体化した標準的なタイプです。

比較的リーズナブルな価格帯で手に入り、取り付けも簡単なので、リフォームや交換に適しています。

デザインや機能はメーカーごとに工夫されており、手軽さとコスパの高さがメリットです。

一方、システムタイプは、パーツを自由に組み合わせられる点が大きな特徴です。

ミラーの形状、ボウルの素材、キャビネットの幅や高さなどを細かく選べるため、自分の暮らしに合ったオーダーメイドの洗面化粧台に仕上がります。

インテリア性を重視したい方や、収納力を最大限確保したい方におすすめです。

このように、ユニットタイプは「手軽さ・価格重視」、システムタイプは「自由度・デザイン重視」選び分けられるのが大きな違いです。

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2.化粧洗面台と洗面台の違い

「洗面化粧台」と「洗面台」は似ているようで実は違います。

洗面台は主に洗顔や手洗いといったシンプルな用途に特化しており、鏡や収納がないことが多いです。

そのため、キッチンの近くやトイレ横など、補助的な用途で設置されるケースも見られます。

一方、洗面化粧台は鏡や収納、照明が一体化しており、身支度や化粧など日常生活の幅広いシーンをサポートする設備です

使い勝手の良さや収納力に優れているため、住宅の洗面室に設置されることが一般的です。

つまり、洗面台は「最低限の水まわり機能」に特化したもので、洗面化粧台は「生活を快適に整えるための多機能型設備」と言えるでしょう。

 

3.化粧洗面台のメリット・デメリット

洗面化粧台は暮らしを快適にしてくれる一方で、設置スペースやコストの面で注意点もあります。

メリットとデメリットを把握しておくことで、納得のいく選択ができるでしょう。

ここからは、それぞれの側面を詳しく解説します。

 

3-1. 洗面化粧台のメリット

洗面化粧台の大きなメリットは「利便性と収納力の高さ」です。

鏡裏のキャビネットや引き出し収納により、歯磨き粉や化粧品、タオルなどを整理整頓できるため、生活感を抑えられます。

また、照明付きのミラーは顔全体を明るくし、メイクやシェービングをスムーズにします。

さらに、シャワー水栓を搭載している洗面化粧台なら、洗髪や掃除も簡単に行えます。

ユニットタイプなら価格が手頃で導入しやすく、システムタイプなら自由にカスタマイズできる点もメリットの一つです。

このように、洗面化粧台は、快適な生活空間をつくるために大きな役割を担っている設備といえます

 

3-2. 洗面化粧台のデメリット

一方で、洗面化粧台にはデメリットも存在します。

まず、設置スペースをある程度確保しなければならず、間取りによっては希望通りのサイズを導入できない点です。

また、収納部分が多い分、日々の掃除を怠るとホコリや汚れが溜まりやすい点にも注意が必要です。

なお、システムタイプを選ぶ場合は費用が高くなりやすく、プラン次第では数十万円以上かかるケースもあります。

ユニットタイプであっても、機能やデザインを優先すると価格が上がる傾向にあります。

このように、導入にあたっては「スペース」「費用」「手入れのしやすさ」を考慮することが大切です

 

4.化粧洗面台を選ぶ際のポイント

洗面化粧台を選ぶときは、見た目や価格だけでなく、日常的な使いやすさを重視することが大切です。

特に、自分に合った幅や高さを選ぶことや、設置や搬入が可能かどうかを事前に確認しておくことが欠かせません。

以下で、洗面化粧台を選ぶ際のポイントを詳しく解説します。

 

4-1. 自分に合った幅と高さを選ぶ

洗面化粧台の幅や高さは、使い勝手に直結する大切な要素です。

標準的な高さは75cm・80cm・85cmの3パターンがあり、身長に合わせて選ぶことで前かがみになりにくく、姿勢に無理がかかりません。

幅についても、狭い場所に適したコンパクトサイズから、家族全員で使えるワイドタイプまで揃っています。

例えば、一人暮らしならコンパクトな60cm、ファミリー層なら90cm以上のワイドサイズが向いています。

詳しい種類や選び方については以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

洗面化粧台・洗面台の標準的な高さは?調整方法や自分に合う選び方まで解説

 

4-2. 設置・搬入が可能か検討しておく

洗面化粧台を購入する際には、設置や搬入が可能かどうかを確認することも大切です。

洗面室の間取りやドアの幅、天井の高さによっては希望のサイズが入らないことがあるからです

特にシステムタイプは大型になる傾向があるため、事前の採寸が欠かせません。

また、搬入経路に段差や狭い通路があると運び入れが難しい場合もあります。

設置時のトラブルを防ぐためにも、搬入可能かどうか事前にしっかりとチェックしておきましょう。

設置の進め方や搬入のコツについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

洗面台・化粧洗面台の幅は600・750・900mmが一般的!自分に合った幅の選び方も解説

 

5.化粧洗面台の交換にかかる費用相場

洗面化粧台を交換する際、気になるのが費用面ではないでしょうか。

洗面化粧台の交換費用は、本体のグレードや設置条件によって変動します。

また、施主支給を活用すれば大きく抑えることも可能です。

ここでは、化粧洗面台の交換にかかる費用相場や費用を抑える方法について解説します。

5-1. 一般的にかかる費用は10〜25万円

洗面化粧台の交換費用は、主に「本体費用」と「設置費用」で構成されます。

費用は5万円程度の本体のシンプルなモデルから、20万円以上する高機能・高デザインのモデルまで幅広いです。

設置費用は5〜10万円程度が一般的で、水道や排水工事の有無によっても変動します。

つまり、全体として10〜25万円前後が相場となります。

グレードは予算に応じて選ぶことができ、シンプルなものなら低予算での導入が可能です。

一方で、機能性やデザイン性を求めると高くなる傾向があります。

5-2. 施主支給を活用すれば費用を大きく抑えられる

施主支給とは、施主自身が設備を購入し、施工会社に取り付けだけを依頼する方法です。

施主支給の仕組みを活用すれば、中間マージンをカットできるため、費用を大幅に抑えられます。

通常、業者は利益を増やすために、商品購入と工事の両方を受ける傾向にありますが、自分で商品を購入することで、本体費用を考えることができるのです。

結果として、同じ製品でも数万円単位でコストを下げられるケースもあります。

ただし、搬入や保証の取り扱いは施工会社によって異なりますので、事前の確認が欠かせません。

詳しくは施主支給の魅力や注意点をまとめた記事をご覧ください。

実施主支給の魅力とは?おすすめの方法と進め方も解説

 

6. 施主支給用の洗面化粧台ならPHショップにお任せください!

洗面化粧台をできるだけお得に交換したいと考えるなら、施主支給がおすすめです。

PHショップでは国内外のメーカー製品を幅広く取り扱っており、価格もお求めやすい設定となっています。

施工会社とのやり取りに必要な書類や製品情報の提供なども手厚く、スムーズに導入できると評判です。

施主支給のサポート体制も整っているため、初めての方でも安心して購入できますよ。

コストを抑えながら理想の洗面化粧台を設置したい方は、ぜひPHショップのラインナップをチェックしてみてください。

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まとめ

洗面化粧台は、洗顔や手洗いだけでなく、化粧やヘアセットなどの身支度を快適に整えるために欠かせない住宅設備です。

選ぶ際は、自分に合った幅と高さを確認し、設置や搬入が可能かどうか事前にチェックすることが大切です。

費用相場は10〜25万円ですが、施主支給を活用すれば大幅に節約できます。

コストと機能性のバランスを考えながら、最適な洗面化粧台を選びましょう。