カップボードの選び方|おすすめの高コスパモデルも紹介

カップボードの選び方|おすすめの高コスパモデルも紹介

「カップボードを選びたいけれど、種類が多すぎて何を基準に選べばいいのか分からない」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

カップボードは、正しい選び方のポイントを押さえれば、あなたのライフスタイルにぴったりの製品を見つけることができます。

今回の記事では、設置場所のサイズ測定から、収納量に応じたタイプ選び、失敗しないための注意点まで、カップボードの選び方を順番に分かりやすく解説します。

さらに、コストパフォーマンスに優れたおすすめモデルもご紹介。

お得に購入できる方法も併せてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

1. 【カップボードの選び方】まずは設置場所のサイズを測る

カップボードを選ぶ際、最初に確認すべきは設置場所のサイズです。

幅、奥行き、高さの3点を正確に測ることで、空間にぴったりフィットする商品を選べます。

現場での採寸ができない場合は、平面図から寸法を割り出します

自身で寸法の割り出しが難しい場合は、図面を持ってメーカーショールームで相談してみるのがおすすめです。

以下で詳しく解説します。

 

1-1. 幅

設置場所の幅の測り方は、特に注意が必要です。

建物の壁は一見まっすぐに見えても、微妙に反り返っていることがあるため、設置予定場所の上部と下部で2回測定することをおすすめします。

2か所の測定値が異なる場合は、短い方の寸法を基準としてください。

設置可能な幅が分かれば、次は以下を参考にして、ライフスタイルと予算に合ったサイズを選びましょう。

人数・用途

推奨幅

特徴

一人暮らし

750~900mm

電子レンジ・炊飯器などの必需品が設置可能

一人暮らし(充実型)

1,200mm

トースターなども追加で設置可能

2〜4人家族

1,650~1,800mm

家電と食器の収納バランスが良好

作業スペースも確保可能

ゆとり重視

1,800mm超

(2,100~3,000mm)

多数の家電設置が可能

ゆとりある作業スペース確保

価格は高額になる傾向あり

幅の決め方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

【後悔しない】カップボードの「幅」どう決める?選び方から主流サイズまで徹底解説

 

1-2. 奥行き

カップボードの奥行きは、45cm65cmが主流です。

45cmは省スペースでキッチンをスッキリ見せたい場合に適しています。

通路を広く確保できるため、狭いキッチンでも圧迫感を感じにくくなります。

一方、65cmは収納力と家電設置スペースを重視する場合や、冷蔵庫との面を揃えたい場合におすすめです。

ただし、引き出しを開けた際に通路を圧迫する可能性があるため、通路幅の確保が重要です。

メジャーやテープで奥行きの寸法を床に貼り、引き出しの開閉スペースも含めてシミュレーションしてみましょう。

キッチンの通路幅の目安は、1人で使用する場合は80〜90cm、2人以上で使用する場合は100〜120cmです。

キッチンの通路幅についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

キッチンの通路幅は何cmが最適?後悔しない選び方と設計ポイントを徹底解説

 

1-3. 高さ

高さについては、まず床から天井までの高さを把握しましょう。

次の章でカップボードのタイプについて解説しますが、壁付けのトールタイプは天井高に合わせた高さになっています。

カウンタータイプ85cmハイカウンタータイプ約100cmが目安です。

また、セパレートタイプでは吊り戸棚の設置高も重要です。

手の届く範囲に設置すれば使いやすくなりますが、ハイカウンター選択時は家電収納部の高さが制限されます。

そのため、吊り戸棚を標準70cmから50cmのショートタイプへ変更することも検討し、全体のバランスを測定段階で確認することが大切です。


2. 何をどのくらい収納したいかで「3つの種類」から選ぶ

カップボードは収納したいアイテムの量と種類によって、最適なタイプが決まります。

セパレート・カウンター・トールの3つのタイプはそれぞれ異なる特徴を持つため、家族構成や収納したいものの量に合わせて選択しましょう。

 

2-1. セパレートタイプ

セパレートタイプは上下2つのユニットで構成されるカップボードです。

下部はカウンターと引き出し収納、上部は吊り戸棚という組み合わせが一般的で、カウンター部分に電子レンジや炊飯器などの家電を設置できます。

使用頻度に応じて収納場所を使い分けられ、日常的に使う食器は手の届きやすい位置に、季節のものは吊り戸棚に収納するなど、柔軟な使い方ができます。

 

2-2. カウンタータイプ

上部に吊り戸棚を持たないシンプルなデザインのカウンタータイプは、カウンターの上に自由に家電を置けるため、背の高い家電も設置可能です。

また、調理の作業台としても活用でき、配膳や盛り付けなどの作業スペースとしても重宝します。

ただし、収納力はセパレートタイプやトールタイプに比べて限られるため、食器や調理器具が多い場合は幅を大きくするか、他のタイプを検討する必要があるでしょう。

キッチン用品をあまり持たない方や、別の場所にメイン収納がある場合におすすめです。

 

2-3. トールタイプ

トールタイプは、床から天井まで一体となった背の高いカップボードです。

壁面を有効活用でき、食器類から調理器具、ストック品まで、まとめて収納可能。

大家族や収納量を重視する方、キッチン用品が多い方に特におすすめです。

上段の収納は手が届きにくく、日常的な出し入れには向かないため、使用頻度の低いアイテムの収納に適しています。

来客用の食器セットや季節の調理器具なども余裕をもって収納できます。

 

3. 大枠を決めたら次はこだわりポイントから絞り込む

タイプを選んだら、次は具体的な製品選びです。

各メーカーが持つ特徴的な機能、デザインの豊富さ、予算に応じた価格帯など、こだわりたいポイントから絞り込んでいきましょう。

 

3-1. 機能

カップボードの機能は各メーカーで特徴が異なります。

例えば、引き戸式のトールタイプなら狭いキッチンでも扉が邪魔にならず効率的です。

また、上下にスライドするキャビネットや昇降式の吊り戸棚は、出し入れのしやすさを重視した設計です。

地震対策として扉をロックする機能や、静かに閉まるソフトクローズ機能など、安全性に配慮されている製品も。

棚板の高さ調節や収納の仕切り方など、細かなカスタマイズが可能なものもあり、自身の使い方に合った機能で選ぶことが重要です。

 

3-2. デザイン

カップボードの扉カラーは各メーカーで豊富に用意されており、多様なテイストに対応しています。

カラーだけでなく取っ手のデザインも、キッチン全体の雰囲気に合わせた選択が可能です。

また、生活感を隠したい場合は扉付きのゴミ箱収納を選べる製品もあります。

キッチンの印象に合うデザインのカップボードを選びましょう。

 

3-3. 価格

カップボードの価格は、既製品かオーダーメイドか、グレード、サイズ、機能などによって大きく変動します。

一般的には、既製品の方がオーダーメイドよりも価格が抑えられます。

また、同一メーカーでも、グレードが高いほど価格は高額に。

機能面では、付加価値の高い機能が搭載されているほど価格が高くなる傾向があります。

サイズも価格に影響し、大型のものほど高額になります。

これらを考慮し、予算に合わせて最適な価格帯のカップボードを選びましょう。

 

4. カップボード選びで後悔しないための注意点

カップボードを決めた後も、実際の設置に向けて確認すべき重要なポイントがあります。

見落としがちな要素をチェックして、快適なキッチン空間を実現しましょう。

 

4-1. ゴミ箱の置き場を決めておく

カップボードを設置した後にゴミ箱の置き場が無く、困るケースは多いため、事前に置き場所を決めておくことが大切です。

カップボード内にゴミ箱収納スペースを設ける場合は、分別の数に応じた大きさが確保できるか確認しましょう。

ゴミ箱は、キッチンの動線を考慮し、調理スペースやシンクからのアクセスが良い場所に配置するのがおすすめです。

 

4-2. コンセントの数と位置を確認しておく

カップボードを設置する前に、使用する家電の数や種類に応じて、必要なコンセントの数を把握しましょう。

電子レンジ、炊飯器、オーブントースター、電気ポットなど、同時に使用する家電が多い場合は、コンセントが不足しないように注意が必要です。

また、コンセントの位置も重要で、家電の配置に合わせて、適切な位置にコンセントがあるか確認しましょう。

コンセントが不足している場合は、増設工事が必要になることもあります。

 

4-3. 搬入経路を確保しておく

カップボードを置くスペースが十分にあっても、搬入経路の確認を怠ると設置当日に大きなトラブルとなる可能性もあるため、注意が必要です。

玄関、廊下、階段など、搬入時に通過するすべての場所の幅や高さを測定しましょう。

特にマンションではエレベーターの積載量や階段の幅に制限があります。

また、廊下の角では大型カップボードを回転させるスペースが必要で、カップボードによっては、分割して搬入する必要がある場合もあります。

事前に搬入経路をしっかり確認し、必要であれば業者に相談することが大切です。

 

5. 大手メーカーの高コスパおすすめカップボード

ここでは数あるカップボードの中から、価格と性能のバランスが良い、大手メーカーの高コスパおすすめカップボードを2つご紹介します。

限られた予算内で理想のキッチンを実現したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

5-1. クリナップ「ラクエラ カップボード」

クリナップの「ラクエラ カップボード」は、コスパと機能性を両立したカップボードです。

ナチュラルテイストの木目調や石調など、全26色の豊富な扉カラーから選べ、キッチンに温かみのある雰囲気をプラスしてくれます。

特徴的なのは、空間を有効活用できる引き戸式の「システムスライド収納」。

収納物を一度に見渡せ、狭いキッチンでもスムーズな出し入れが可能です。

また、サイレントスライダー仕様で静かに閉まるため、小さなお子様がいる家庭でも安心です。

ナチュラルなデザインと実用性を兼ね備えたカップボードを求める方におすすめです。

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5-2. リクシル「ノクト カップボード」

リクシル「ノクト カップボード」は、多彩な扉カラーと豊富な取手デザインで、さまざまなテイストに対応できるカップボードです。

デザイン性の高さだけでなく、6cm単位で調節できる棚板や6種類から選べるカップボードの高さなど、細やかなカスタマイズが可能で、使う人に合わせた最適な収納空間をつくれます。

地震対策の扉キャッチ機構やソフトモーションレールなど、安全性への配慮も充実

デザイン性の高い空間づくりにこだわりつつ、収納の自由度や機能性も重視したい方におすすめです。

その他にもTOTOやトクラスのおすすめカップボードをこちらの記事で紹介しています。

カップボードが安いメーカーは?高コスパでおしゃれな人気モデルを厳選して解説

 

6. お得にカップボードを購入するならPHショップ!

カップボードをお得に購入するなら、施主支給に対応の「PHショップ」がおすすめです。

施主支給とは、建材や設備を施主(あなた)自身が購入し、工事業者に支給する方法で、中間マージンを削減できるためコストダウンが可能です。

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クリナップ・リクシル・TOTOなど国内トップメーカーとの直接取引により中間マージンを徹底カット。

メーカーショールームで作成された定価見積書があれば、そのまま割引価格をご案内できます。

少しでもお得にカップボードを購入したい方は、まずは無料見積りからお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

カップボード選びは、まず設置場所のサイズを正確に測ることから始めましょう。

次に、収納したい量に応じてカップボードのタイプを選び、各メーカーの機能デザイン価格帯を比較検討します。

設置前には、ゴミ箱の置き場所コンセントの位置搬入経路も必ず確認しておきましょう。

予算を抑えたい場合は、PHショップでの施主支給購入がおすすめです。

じっくり検討して、理想のキッチン空間を実現しましょう。